がんと取り組むための心の支え

がんと診断された場合は、すぐにでも治療を開始します。
早期発見と早期治療も重要です。
しかし、がんと取り組むための心の支えも必要です。

「がんと取り組むための心の支え」というガイドラインがあるのを知っていますか?
元々はアメリカのがん専門病院で配布されていたものですが、これを日本でも導入するようになったのです。
ガイドラインということで、必ずしも実践しなければいけないとか、強制するものではありません。
しかしこれが心の支えになることもあるため、これをガイドラインとして、多くの病院でも配布するようになりました。
全部で11項目のガイドラインです。

がん=死と思い込まないようにすること、現在ではがんは治療が可能になっていること。
自分のせいだと自分を責めないこと、性格はがんには関係しないということ。
前向きに考えられなくてもそれは当たり前のことだということ、自分ではどうしようもない場合には誰かの助けを借りるのも一つの方法だということ。
心の支えになる専門家に助けを求めるのは、恥ずかしい事ではないということ。
リラックスできるのなら音楽を聞いたり、気持ちをコントロールするのも良い方法だということ。
医師との信頼関係を築くことの重要性、身近な人に病気を打ち明け支えてもらうことの大切さ、治療を投げ出さないよう信頼出来る人に相談することの大切さ。

このようなことを11項目にわたり、アドバイス的な形で紹介しています。
詳細は国立がん研究センターの公式サイトで紹介されていますので、詳細を知りたい場合はそこで確認することもできます。

がんというのは、身体的な負担も相当なものですが、それ以上に精神面の負担やストレスも大きくなります。
ガイドラインなので、あくまでもこういう考え方もありますよというアドバイスや意見ですが、これを知ることで少しは精神的な負担を和らげることもできるでしょう。
患者さん自身だけでなく、その家族や周囲の人にとっても役立つ内容になっています。